ずっと仕事忙しくて長らく本読んでいなかったのだけれど、仕事も一段落したので今日一日は本読んでた。
本も読めないほどの忙しさとは?ゲームはやってたじゃん?等の疑問はあるけど、自分の中では読書はかなり贅沢な時間の使い方という位置づけでよほど余裕が無いと読めない。まぁそこが本好きとの差だと思う。
十角館の殺人 綾辻行人
- 作者: 綾辻行人
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/10/16
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読んだことなかったので読んだ。衝撃の一行で有名なわけだけど、教養がなさすぎてそこに至るミスリードに完全に引っかかれなかったのが残念だった。教養は大切だね。
読む前は認識してないだけでいつの間にかネタバレ食らってるんだろうなぁと思ってたけど意外に平気だった。まぁ特に突飛な一文ではないから覚えてないだけかもしれない。これでネタバレに怯えて生活しなくて良くなる。
イニシエーション・ラブ 乾くるみ
- 作者: 乾 くるみ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/04/10
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衝撃の一文つながりで読んだ。
あんまり衝撃感はなかった。途中で何となくわかったのが良くなかった。叙述トリックものって叙述トリックというだけでネタバレなので、衝撃の一文とかいう煽りはやめてほしいなと思った。無意味に穿って読んでしまう。煽り文句に使いたいだろうから無理だと思うけど。
叙述トリック
ミステリは面白かった面白くなかったがはっきりしているので好きなのだけども、あんまり叙述トリックものが好きじゃないのかもしれない。謂われてみるとそんなに叙述トリックで良かったやつが思い浮かばない。
温度感としては幻惑の死と使途で使われてた程度が好き。逆に今はもういないはがっつり叙述トリックものだと思うけどそんなに好きじゃない。事件とはそんなに関係ないけど。
まぁそんなにたくさん読んだわけじゃないので名作を知らないだけかもしれない。
幻惑の死と使途で思い出したけど、数奇にして模型だけ読んでないので年末読みたい。