角待ちは対空

おもむろガウェイン

2021年

一瞬ブログ書くかぁと思ってもまぁ書かないでいいかなを繰り返した2021年でした。 自分の中でブログでなにか書くことは、それが是な組織にいたところが大きいなぁと実感した。まぁ2021年以前も大して書いてないけど。

生活

仕事も変えて住む場所も変えた。

誰が言ったかは知らないし間違って覚えてるかも知れないけど、人間が変わる方法の3つのうち2つ変えてもなお、自分が変わった気はしない。30年積み重なった習慣の力はどうしようもないのか。 どちらかといえば「君は他の会社では生きていけない」といわれてきたタイプなので、仕事を変えてもまぁ生きていけることは確認できたのはよかったけど、根本的な部分は変えられないのかと思うと陰鬱な気分になる。

まぁ自分の変化って言うのは現在進行形では認識できないものなのかもしれない。

読んだ本

科学哲学とフェミニズムの勉強をずっとしてた。ほんとうにずっとか?とおもってちゃんと調べたらここ半年だったけど、まぁ半年続けばもうそれは1年の1/2なわけだから今年のトレンドとしてしまって良いでしょう。

モチベーションの説明が難しいんだけど、(正であれ負であれ)心のザワつきを知識によって克服し興味を失いたいというのがある。小学生の頃2chのUnix板や物理板、数学板に憧れみたいな感情を持って接してたけど、大学生くらいに成長して知識をつけてから改めてみると拾う価値のあるものを見つける方が難しいと気づいて興味を失う、みたいな体験を無限に繰り返したいというのがある。

基本的には静かに暮らしたいんだとおもうけど、自分より知識のない人間を見下してないか?とかわかった風を装って引きこもってるだけではないか?という気持ちもあるので、まぁそこら辺のメタなザワつきもいずれ克服していきたいですね。

ところで科学哲学とフェミニズムの勉強の中で一番面白かったのは分析哲学の勉強でした。自分の職業的な背景含めて分析哲学の周辺にあったり背景になってる議論が身近に感じられいろんな興味の結節点になってた。

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見た映画

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大体1~2週に1回のペースで見てた。冷静に考えるとコロナまっただ中にどうかと思うが映画館はセーフだと思ってたし、もっというならコロナだからまずいみたいな意識あんまりなかった。

「劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト」が圧倒的に良かった。やっぱり映画はまず映像だなと思っていてそこに関して満点だった、ガイナックス的な気持ちよさだとモチーフの視覚的な気持ちよさにパワーがあり見ていて引き込まれた。アニメであるが故の強さがあった。その上で解釈への欲望を点火するような作りになっていて見事にはまった。ちなみにTV版は未視聴だったけど帰ってすぐみたし映画も何回か見た。

自分はウテナが好きで今も定期的に見直すのだけれど、「ウテナ的なもの」としての好意的に受け取れた。過去何度か「ウテナ的なもの」はあったけどあまり受け入れられる物はなかった歴史のです。

来年

京都観光をしようと思う。