死んでしまった。
最後は見た目こそ悲惨だったけど痛そうな様子はなくてよかった。 冷たくなってるの気づいたときはなんだかちょっとホッとして、でもまぁなんかの間違いで生き返るかもなんて思い、少し寝て、起きたらますます硬くなってた。触って硬いのが一番死んだんだなぁと実感できた。普段柔らかいからね、猫。
その日のうちに自治体のペットの死骸の処理方法に従って引き取ってもらった。自治体に任せてしまうと割とごみ扱いになってしまうんだけど、自分はあんまり死んだ後のあれこれに意味があるとも思えないタイプなので、死体がきれいなうちに済ませた。
そのあと会社寄って流れで寿司食べて寝た。寿司食べたのは別に何か意味があるわけではなく流れ。
もう猫はいないんだけど、猫が倒さないようにコップの位置調整したり、布団どかすとき猫がいてもいいように予備動作いれたり、そういう所作が結構しみついてるなぁと昨日一日過ごしてわかってきた。
まぁそんなにいい飼い主ではないにしろ悪い飼い主でもなかっただろうから、猫もそれなりの満足度で人生過ごしてくれたでしょう。僕も猫にはいい体験させてもらったし、本当にいいことだらけだった。